早くも1か月前の話になりますが… BuriKaigi2019に行ってきました。
ありがたいことに、なにか話していいよという時間を頂いたので、App CenterとかVSTSでCIする話をしてきました。
基本的には以前にエントリしたこれ (https://blog.tmyt.jp/entry/2018/11/26/011621) と同じですが、 せっかく.NETトラックなのでXamarin.Formsでコードを用意していった…のですが、デバイスの画面をPCに出力するアプリと APKインストーラの相性が悪いのか、いまいちちゃんと動かなかったのが残念です。
当日は25分しかなく、.NETのドの字すらほとんどない感じで、さらにコードをほとんどお見せする余裕すらなかったので ここで供養しておきます。
NuGetパッケージの追加
App Centerの各機能を使うライブラリはさすがMicrosoftがやってるサービスなだけあって、NuGetからインストールするだけで使えます。
.NET Standardで共有される部分のライブラリプロジェクトに対してNuGetパッケージの追加
AppCenterと検索するとそれらしいライブラリが出てくるのでほしいものをインストールします。 ちなみに、認証済みマークがついてないで判別できますが、2個目の "AppCenter.Analytics.Metrics" はサードパーティライブラリです。
今回はCrashes, Analytics, Distributeをインストールしておきました。
コードの呼び出し
App Centerと連携するためのコードを少しだけ書きます。具体的にはApp.xaml.csのOnStart()
の中に次のコードをコピペします。
AppCenter.Start("ios={Your App Secret};android={Your App Secret};uwp={Your App Secret}", typeof(Analytics), typeof(Crashes), typeof(Distribute));
{Your App Secret}
と書かれた部分にApp Centerへ接続するGUIDっぽい文字列を指定します。これは、App Centerのプロジェクトページを開くと、ここに書いてあるやつです。
iOS、Android、UWPとそれぞれ指定できるので、プラットフォームごとにApp Centerのプロジェクトを作ってそれぞれの値を埋めます。
これでだいたいApp Centerと連携できるようになりました。
まとめ
という、これらはDocs.com のこのあたり (https://docs.microsoft.com/en-us/appcenter/sdk/getting-started/xamarin) に書いてあります。 また、App CenterでXamarinプロジェクトを作ると、OverviewのXamarin Formsタブに同じことが書いてあります。ここをコピペすればOKですね。