WindowsとAndroidを接続して通知とかが見られるようになる、スマホ同期(英語だとYour Phone)がWindows 11になってもうちょっと便利になったよ。というのは見ていたけど一回も使ったことなかったので使ってみたら結構おもしろいし便利だったし、実装も面白い感じだったのでまとめておきます。
そもそも何
WindowsからAndroidに接続して通知がみれる、SMSの送受信ができる。一部の機種では画面の転送とか電話の発着信もできる。
一部の機種というのは、ここに書いてあって、 Surface Duoシリーズと、Galaxyシリーズだけ。GalaxyなのはSamsungとがんばって作ってますよ、ということだから。
さらに、最新の機能を使うにはGalaxyの最近の機種か、Surface Duo 2じゃないとだめ。そうSurface Duo 2を買ったから試そうと思ったのでした。
画面転送
画面転送がアプリ単位でできます。これがわりと便利でおもしろい。
例えば、Panasonicのシーリングを操作してみたり
プリコネグランドマスターズをプレイしたり
ToDoを書き込んでおいたり
というのが、Windows上から同時に起動できます
Google Chat入れてないなってPlayストアからインストール中の図
アプリはWindows側から起動できて、電話リンクにアプリ一覧が出てきます。
ここから選ぶと、アプリが立ち上がって専用のウィンドウとして表示される。さらにこのアプリはスタートメニューとタスクバーに登録ができる(!!)
タスクバーにもちゃんとAndroid側のアイコンで表示される(!!)めっちゃすごい…すごいがんばって実装されている…
使ってみた感想
たくさん開くとだめらしいです。Surface Duo 2では7個?が上限らしい。
ゲームが快適に遊べるほどのフレームレートでは転送されてこないです。プリグラぐらいなら遊べた。
気になるのがどうやって実装されているのかな。というところ。わかる範囲で挙動をみてみたところ、アプリごとのセカンダリディスプレイが起動しているようです。
display?.displayId?.toString() // とかすると、20以上の値がGetできる
なので、サポートされてる機種じゃないとアプリ単位での転送ができないってことらしいです。
アプリごとのディスプレイを作ってるので、Windows側から比較的柔軟に制御できるのかーかしこいなー、なんて。